ゲット・アウト
今日の映画は
ゲットアウト
2017年公開のホラー映画。
第90回アカデミー賞の主要4部門にノミネートを果たし、脚本賞を受賞した。
あらすじ
アフリカ系アメリカ人のクリスが白人のガールフレンドであるローズの実家にあいさつ
に行くところから物語は始まる。
ローズの実家についたクリスは過剰なほどの歓迎を受け安堵する。
しかし、ローズ家で過ごしているうちにクリスは違和感を覚えるようになる。
使用人ジョジーナと管理人のウォルターが黒人であること、そして言動が不可解である
こと。
ある日、ローズ家でパーティーが開催され、たくさんの招待客が訪れていた。白人ばか
りでクリスは疲れていた。そこに1人の黒人男性客を見つけ話しかける。が、やはり何
か打ち解けられない違和感を感じる。この黒人男性客を写真に撮ろうとしたクリスはフ
ラッシュをたいてしまう。すると、光を浴びた黒人男性客は突然鼻血を出し人格が変わ
ったようにクリスに向かって「Get out!(出ていけ!)」と発し暴れだす。黒人男性客は別
室に連れていかれ落ち着きを取り戻したが、クリスは不可解な現象の連続に限界を感
じ、家を出ようとする。
感想
この映画はゾンビやお化けの出てくるホラー映画とは違い、物語の序盤から中盤にかけ
て起こる不思議な現象の謎がラストで解け、より一層怖くなる、奥深さがあります。
ホラー映画ですが、もう1度見たくなるような引き込まれる魅力があります!
ぜひ!
新感染 ファイナル・エクスプレス
今日の映画は、
新感染 ファイナル・エクスプレス
この映画は2016年公開の韓国作品。
日本では2017年に公開されています。
あらすじ
証券会社のファンドマネージャーで仕事人間のソグは妻と別居していたが、母親に会い
たいという娘・スアンを妻のもとへ送り届けるために特急列車に乗った。その列車が発
車する直前、様子がおかしい1人の女性が飛び乗ってくる。女性は乗客を襲い始め、噛
みつかれた者はゾンビと化していく。全国各地でこの暴動が起こっており、次の停車駅
でもゾンビ化した人々が襲ってくる。周りの人々を犠牲にして自分と娘だけでも助かろ
うとする父とは対照的に娘は皆でこの危機を乗り越えようとする。
感想
逃げ場のない列車の中でゾンビに襲われる恐怖によって人々は混乱してしまいます。列
車の中には高校生や高齢者、お腹に赤ちゃんを抱えた妊婦さんなど様々な人が乗ってい
ました。それぞれ自分の大切な人がゾンビになっていき、また、周りは自分だけでも助
かろうとゾンビになっていない者同士でも暴動が起こってしまいます。
父・ソグは娘と2人だけで助かろうとしますが、娘からは「自分のことばかり、、」と
言われてしまいます。父は娘を守りたい一心なのに。大変です。
ラストのシーンでは自分の大切な人を守るために漢たちが犠牲になるシーンは大号泣し
ました。必見です!!
グリーンブック(2018)
今日の映画は、
グリーンブック
2018年公開の映画。日本では2019年に公開された。
数々の賞を受賞し、第91回アカデミー賞では作品賞・脚本賞・助演男優賞の3部門を受賞した。
あらすじ
1962年のアメリカ。人種差別が合法で行われていた時代に黒人の天才ピアニストド
クター・シャーリーはイタリア系アメリカ人であるトニー・リップを運転手として雇
い、アメリカ南部へコンサートツアーをしに向かう。アメリカ南部は特に人種差別が強
く行われており、ツアーで訪れる先々で人種差別トラブルに巻き込まれてしまう。
感想
粗野な性格のトニー・リップと天才ピアニストでエリートのドクター・シャーリーは正
反対の性格です。最初ドクター・シャーリーはトニーの粗野な言動、行動に呆れて直す
ように指摘していました。トニーは注意されるのを煙たがり、互いに理解しあえない関
係でした。しかしツアーを回っているうちに、トニーは人種差別に物怖じせず演奏を続
けるドクター・シャーリーを認め始め、また、ドクター・シャーリーはどんなトラブル
にも対処してくれるトニーを信頼し始める。この2人の関係性の変化がこの映画のたま
らなく好きなところです!
search/サーチ
今日の映画は、
search/サーチ
この作品は、2018年に公開されたサスペンス・スリラー映画です。
この作品の一番の特徴はなんと、上映時間102分間ずっとPC画面の映像で物語が進んでいくということです。
あらすじ
主人公・デビットの娘・マーゴットがある日当然行方不明になってしまう。
父であるデビットは娘の友人たちに電話をかけてみるが、思うように情報が集まらな
い。そこでデビットは娘のパソコンから彼女のSNSにログインを試みる。
しかし、そこにあったのは父の知らない娘の姿だった。
感想
なんといってもパソコンの画面上だけで物語が完結してしまうことに驚きです。
私たちの生活はすべてパソコンの画面で表すことが出来るとでも言われているかのようでした。
インターネットやSNSには友人関係や趣味、その日にどこに行ったのかなど、自分の重
要な情報が数多く記録されており、普段とは違う姿が見られるときもあります。
父であるデビットは娘のことをちゃんとみていなかったわけではないのですが、本心で
話すことができておらず、娘のことをすべて把握できていなかったのです。
父親から娘への愛情は熱いものを感じましたよね!
わたしを離さないで
今日の映画は、
わたしを離さないで
この映画は2010年公開のイギリス映画。カズオ・イシグロが2005年に出版した
小説を原作としていて、日本でもドラマ化されています。
あらすじ
へールシャムといわれる寄宿学校は外界との接触を禁じられた特別な学校であった。
そこの生徒であるキャシー、トミー、ルースはある日、自分たちが臓器提供のために
育てられていることを知る。見知らぬ誰かに臓器を提供するために決められた運命、人
生を歩む3人の苦悩が描かれている。
感想
臓器を提供するために生かされ育てられているというとても残酷な環境であるにもか
かわらず、キャシー、トミー、ルースはその事実を受け入れ、「提供」までの時を過ご
します。普通はそんな事実を知ったら暴れて逃げ出したくなるはずですが、3人は残さ
れた時間で自分の「生」を理解することに力を注ぎました。もっと残酷な映画かと思っ
てましたがとてもきれいな作品でした。
3人はずっと仲がいいわけではなくトミーとキャシーが惹かれあっているところを引き
裂く形でルースとトミーが付き合います。そこに、臓器提供者同士の真実の愛を証明で
きれば、臓器提供までの猶予が与えれるという噂が流れてきます。ルースはトミーとキ
ャシーを遠ざけようとしていたことを告白し、2人こそが真実の愛を証明できると、今
までの行いを謝罪しました。トミーとキャシーは付き合いましたが、キャシーに何年も
の間もどかしい思いをさせたルースの罪は重いと思います 。トミーもなんでルースと付
き合ったのか理解できません。
最後にキャシーが自分たちと臓器提供される側の人たちとの違いは何なのか考えている
シーンが印象に残りました。変えられない運命と生きる3人の姿をぜひ見てください!
7番房の奇跡
今日観た映画は、、
7番房の奇跡
2013年公開の韓国映画。
韓国で歴代興行収入第3位を記録した大ヒット作。
6歳の少女と知的障害をもつ父親の絆を描いた感動作。
あらすじ
知的障害を持つ父親ヨングと小学校入学を控えた6歳の娘イェスン。2人はとても仲が
良く幸せな生活を送っていました。しかしある日、ヨングが殺人容疑をかけられ刑務所
に収容されてしまいます。冤罪によって、自分の人生のすべてであったイェスンと引き
離されたヨングは刑務所の中でもずっとイェスンのことを思い続けます。
感想
父・ヨングと娘・イェスンのとてつもなく深い絆に感動しました。
ヨングはどこでどんな状況にあってもイェスンのことを思い続け、ついに刑務所内
で再会を果たしました。死刑執行の日が確定し、最後にヨングとイェスンが引き離さ
れるシーンはつらかったです。誰もがヨングは殺人などするはずないとわかってい
るのですが、、
ラストで、成長したイェスンがヨングの無罪を主張するために、弁護人として法廷に
立ち、無罪を勝ち取ります。このシーンは必見です!
トスタイム
お題「#応援しているチーム」
6月19日、プロ野球開幕、6月27日、J2・J3リーグ再開。
そしてついに明後日、7月4日に明治安田生命J1リーグが再開します!
私の応援するチームは「サガン鳥栖」。
サガン鳥栖は走り負けないチーム。後半ロスタイムになっても、走り続けて試合をひっくり返す、これがサガン鳥栖のロスタイム、「トスタイム」。
経営危機とチーム存続の危機ですが、必ずこの状況をひっくり返してくれると信じてます。
近年は降格争いに巻き込まれているサガン鳥栖ですが、今年こそは上位に食い込んでもらいたい!
暇な日は直接駅スタに試合を見に行くのですが、あのスタジアムの独特の雰囲気はたまりません。選手とサポーターの距離がかなり近く、試合終盤になるにつれ、どんどんスタジアムの温度は上がっていきます。
サガン鳥栖のホームでの勝率は非常に高く、やはりあのスタジアムの雰囲気が選手の力になっているのではないでしょうか。
コロナウイルスの影響で無観客の試合が続きますが、いつかまた選手を間近で見れる日が来ることを祈って、テレビの前で観戦したいと思います。